ペアチャイルン

こそだてのきろく

ADHDグレーっ子エピソード④小学校高学年~中学生part1

いよいよ中学生になる!

そんな我が子もそろそろ中学生。

親友のような特別仲のいい子は2人いて。

でも、そのほかの子たちからはうっすら嫌われているというか疎まれている感じ。

まあ、空気読めないし、整理整頓苦手で身の回りのものがだらしないし、

正論ばっかりズバズバ言っちゃうし、忘れ物して借り物多いから迷惑かかっているだろうし。

常に少し馬鹿にされて、常にキツめのイジりを受けてる感じ。

本人は気にしているんだか気にしていないんだか。分からんけど、落ち込んで元気ない日もあるし、ぜーんぜん気にしていないときもある。

なんとなく、なんとなーーーく、中学校はそのまま学区内のとこに行くのが私は気が重くて。別に子供本人に言ったことはないんだけどね。

そんなことをふと考えているときに学校から、全員に配布される手紙で、地域の受験して入る中学校の案内が渡された。

我が子、興味津々。ま、じ、で???

我が子、中学受験をすることを決める

案内をもらってきたその日からずっと受験したいと言い出す。

私が学区の中学校に入る我が子を心配するその気持ちが伝わった?とか

そんなに今の学区の小学校は居心地が悪い?とか

邪念がもくもくと湧き出てきて。

でもさ、でもさ、でもさーーー、多分きっと本人はそんなこと思ってないのよね。

ただ単純に「中学受験?なんかかっこいい。中学受験?受かったら友達新しく増えるじゃん。中学受験?受験して入るなら、勉強もめっちゃ難しくておもしろそうじゃん。」って感じだと思う。

本当にそう思っていると思う。単純、楽観的なのは本人の長所だと思っています。

それがいきすぎて、短絡的、だらしないにつながるんだと思うけどね。

人間のバランスってもんは難しい。永遠のテーマだと思う。(いきなりの哲学)

本人が決めたんなら、こちらも頑張ってサポートするか!

本人は言い出したら、頑固、いい意味でね。

受験ダメだったとしてもきっとこいつは傷つかない。だめか~頑張っても落ちたなら仕方ない!学区の中学校行こうってあきらめつくタイプ。

でも、やらずにあきらめなきゃいけないってなると全然切り替えできなくて、なんで挑戦したいのに!なんで挑戦もしてないのにあきらめなきゃ!みたいな感じになる。目に見えている。

合格、不合格、結果は2つしかないけど、その結果がどっちであろうと受験まで頑張ることが大事!

さて、集中力皆無な本人、勉強できるかな。

志望動機のシートちゃんと書けるかな?

母は不安。のちに、すんごいすんごいすんごーーーい大変なことだと気付きました。

中学受験、ナメてたYO!!

我が家は大家族♡家計が悲鳴をあげている♡

きょうだい達や本人の習い事、部活なんかで鬼のような出費。まだまだ小学生や中学生で子育ても序盤も序盤なのに
部活の全国大会やら地方大会、遠征、合宿、習い事の教材費などですでに家計が火の車。

中学受験対策の塾に行かねばならないのは百も承知。承知なんだけども。行かせられない♡

夏休みから本格的に勉強を始めた我が家。塾の夏期講習のお値段みてびっくり!!!

目が3回くらい飛び出たよ。

そのお金出せない!出したくない!だってそこまでその中学校に行かせたいかって言われたら、そういうわけじゃないんだもの。

本屋で中学受験対策の本を何冊か購入、小学校の基礎的な問題集も購入。

10分も集中力が続かない本人を何度も怒ったり褒めたり、一緒に勉強したりして見守る。見守る?やらせる(笑)

担任の先生に頼る。学年の先生に頼る。頼りまくる。

夏休みに担任の先生との面談がある。

その時に、受験について相談してみた。なんと先生から意外な言葉が。

「学力はあるので、受験するにあたって、その部分はなんの問題ないと思います。本人の性格的にもピッタリかと思いますよ。」と。

その受験する先の学校が我が子の性格に合っていることはなんとなく想像できていたけど、学力あるということにびっくり。

別に可もなく不可もなく。でも、注意力が散漫で、集中力がないから無理めな挑戦かと思っていたら、そうか。いけちゃうんか。と。

担任の先生は、しっかり言わなきゃいけないことは伝えてきてくれるので、先生の言葉は信頼できる。

そうかそうか、やっぱ親も本気でやるかと、本気度を増して気合いれてみた。

さて、学力は本人に頑張ってもらうとして。

いざ学校入学説明会へ

願書の書き方や出し方、学校の簡単な説明、在校生からの発表などなど。

説明を受ける。

願書は、学校からの生徒個人調査票みたいなものと同封して、提出することになっている。

よって、本人記入の願書や志望動機シートも一度先生たちの目に入ることに。

同じ小学校内の受験予定の生徒の願書一式の書類をかなり早い時期にあらかじめ下書きで集めて、目を通し、赤を入れてくれるようだ。

た、助かる!噂によるとお受験する家庭は遅くとも小5の年度末から塾に通っているらしい。

その塾で願書の書き方とか指導されるらしいのよ。わーお。

我が家はまっさらさら。

夜なべして志望動機の下書きした。母さんも子も半べそ。

そして、なんとか書き上げた志望動機を提出。

返ってきたものは赤だらけ!でも、しっかり読んでくれて、受かるために一生懸命修正してくれたことがうれしい。

ありがとうございます。ポンコツ親子のために。

最終的に提出した志望動機の書類はかっこよすぎて、コピーしてとっておいてる(笑)

あ、もちろん!!!かっこよすぎてるけど、内容は我が子の想いや経験、実力をそのまま湾曲せず、誇大表現もせず、書いてあります。

ありがとう!!先生!

この経験から、ひとつ。学年の先生方が全員で考えてくれたんです。

そして、先生方はかなり我が子のことをよく見てくれていて、そして正しく素直に判断してくれている。長所も短所も。素晴らしいなと感じました。

教師という職業につく方、まじリスペクト!

我が子も塾には行きましたよ。だって面接とかさ!あるらしいじゃん!!

スポ少での活動は、初秋あたりまで。それが終わり、いよいよ勉強を本格的に頑張ってと思うけど、なかなか集中できない。

しかも中学受験の参考書なんてなかなか売ってない?というか、どれがいいのかさっぱり分からない。独学、自力受験にも限界が見えてきて。

模試を受けてショックを受けてみたりしてさ。面接や集団面接(ディベートらしい)の練習も家ではできない。

受験は冬休み中。冬休み前に通える直前講座。発見!!

世の中には便利なものがあります。かゆいところに手が届くようになっている。

ありがたい、ありがたい。

最後の追い込み講座みたいなものに即申し込みました!

面接対策もしてくれる。出題傾向も教えていただき、受験校の入学試験の過去問題をひたすら解かせてくれる。

ありがたき!

そして、金額はリーズナブルでした。ありがとう!

感謝しまくり母さん、です(笑)

ついに受験当日

受験当日を迎えました。1日目が学力試験、2日目が個人面接と集団面接。

穏やかに静かに送り出し。2日間とも。

学力試験はできたかどうだか分かんない。って。

個人面接も感触は分からん、って。

集団面接は、はっきりと何をしたか話してくれた(自信あったんかな?笑)

4人の受験生で会議をしたと。クラスでお楽しみ会をひらく。どんなことをするか、なにをするか、決める会議。

最初に少しだけ沈黙したから自分から進行役になると名乗り出て、進行したり話題を周りに振ったり、アイデアを出したそう。

この子は昔からそういうところ臆さずにできる。

尊敬する部分です。

この子の良さを出せたなら、たとえ不合格だとしてもいいね、と私は満足な気持ちになったことを覚えています。

2部作になってしまう

すみません!長いから、パート2にいきます!

中学受験を終えて&入学まで、ということで、次回に続く!

 

今回も読んでいただきありがとうございます!

育児中の誰かの心に響けばうれしいです!

1人じゃないよ!!